スパッと綺麗に切断する超音波カッター
スパッと綺麗に切断する超音波カッター
スーパーやコンビニには、一口サイズに加工された食品が、たくさんありますよね。
朝食に欠かせない食パンのように一斤だと大きすぎるため、あらかじめ数cm幅に加工することで食べやすくするのが一般的です。
いまや当たり前過ぎて考えることすらしないかもしれませんが、この一口サイズの加工をしている装置が超音波カッターであり、食品製造工場を中心に活躍しています。
食品業界ではフードカッターと呼ばれることもある装置は、なんと1秒間に2万回もの超音波振動を照射できます。
食品にはモチモチ食感のスイーツなどがありますが、超音波カッターでなければきれいにカットできないため、もはや欠かせない存在になりました。
なぜ超音波なら綺麗な切断面になるのでしょうか。
その秘密は、超音波による摩擦抑制にあります。
例えば、食パン一斤を購入しナイフや包丁で切断しようとすると、どうしても切断面が崩れてしまい見た目にも悪くなりますよね。
特に食パンやスイーツなどの食品類は、それ自体が柔らかく、クリームなどの粘性をもつ材料が含まれる場合も多いため、ナイフや包丁を使うだけでは、どうしても崩れてしまいがちです。
しかし超音波カッターは、カットする刃の周囲に約2万回/秒もの超音波を発生させることで対象物と刃の間にできる摩擦をなくします。
これにより見事なぐらいスパッとカッティングできるため、食パンやケーキ、コンビニのスイーツまできれいな断面に切り分けてくれます。