ウレタン製品の加工方法について
ウレタン製品の加工方法について
ウレタン製品を加工することは一般の人には容易なことではありません。
実際に製品を手に取って触ってみたことのある人であればすぐに分かることですが、ウレタンは発泡性の弾力あるスポンジのような樹脂であって、確かに単に切るだけで良いのであれば、もちろん厚みが常識的な範囲である必要はあるものの、用いるのはごく普通のはさみでも十分です。
ところがスポンジ状であることから容易に想像できるように、長さや形状について自分の思い通りに切ろうとすると途端に難しくなります。
力を入れると簡単に変形してしまうことがこの場合は災いして、思いもよらぬ位置にはさみを入れてしまうことになるわけです。
これははさみでなくカッターナイフを用いる場合でもさして大きくは変わりません。
バターか何かのようにナイフを入れさえすればすっと刃が通るものであれば、対象物に予め印を入れておきさえすれば思い通りに切ることができるに違いありませんが、残念ながらこの樹脂はそんなものではなく、カッターナイフであってもかなりの力を入れないと切れませんので、結局は大きな力がかかって変形してしまうからです。
このため、ウレタンの加工は、十分な精度を保って行おうとすれば専門の工場に任せることになります。
そのような工場では、大型で専用の機器を多数揃えており、それこそミリ単位の高い精度を維持しながらも、素早く多数の作業をまとめてこなすことができるようになっています。